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社内コラム:第3回食中毒に注意

2019/06/20

最近、雨の日が増えてきましたね。じめじめしているし、洗濯物も外に干せないし、単純にうっとうしいしで、いいことがあまりない梅雨のはじまりです。

数々の嫌なことの中でもダントツで厄介なもの。そう、食中毒です。

今回は、生活の中でどのようなところに気を付けておけば食中毒が予防できるかを書いていこうと思います。

 

食中毒の原因

食中毒と一口に言っても、原因となる細菌やウイルスはたくさんあります。その中でも今回は、特に梅雨の時期に発生しやすい食中毒についてかいていこうと思います。

梅雨の時期の食中毒の主な原因となるのは、「腸管出血性大腸菌(O-157など)」「カンピロバクター」「サルモネラ」の3つです。これらは肉や卵に付着しやすいので、しらない間に摂取してしまい腹痛や下痢、嘔吐や吐き気などの症状に見舞われる人が多いのです。

また、食中毒と気づかずに放置し死亡してしまう場合もあるのです。

 

食中毒予防の三原則

厚生労働省では、食中毒を予防するための三原則を定めています。

それは、「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

 

「つけない」

食中毒の原因菌やウイルスを食べ物につけないよう、こまめに手を洗います。魚や肉を切った包丁やまな板は洗った上で殺菌し、他の食品に菌やウイルスをつけないようにしましょう。

「増やさない」

細菌の多くは10度以下で増殖のペースが落ち、マイナス15度以下で増殖が停止します。購入した食材類は、すぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。

「やっつける」

ほとんどの細菌やウイルスは、加熱する事により死滅します。なので、調理時はしっかりと火を通しましょう。

 

これらが、食中毒予防の基本です。しかし気になる事がありますよね。

そう、出張中の食中毒対策はどうしたらいいのか、です。上で述べたのは、家での食中毒対策。出先ではどのような点に気をつければ良いのでしょうか?

 

 

出張中にできる食中毒対策

出張中の食事といえば、外食かコンビニなどで買ったものを食べるのが主だと思います。では、外食とコンビニそれぞれどのような所に気をつければよいのでしょうか。

 

外食編

外食時に出来る対策は限られてきます。

第一に、食べる前に手を洗うことです。外食先ではおしぼりなどで手を拭くことはあっても、食べる前に手を石けんで洗うという人は少数派ではないでしょうか。

しかし、おしぼりで拭いた程度では手に付いた細菌やウイルスを完全に取り除くことは出来ません。食前に、きちんと手を洗うことを心がけましょう。

第二に、生ものを避けることです。ユッケや馬刺しや鶏刺しなどの生の肉を食べる料理は、食中毒の危険があるので、梅雨の季節はやめましょう。さらに焼き肉やしゃぶしゃなどの、生肉を自ら調理する店では、必ず肉を触るトングや箸と、食べる箸とを分けましょう。食中毒までは行かなくても、お腹の調子が悪くなることがあります。

 

コンビニ編

コンビニやスーパーなどで食べ物を買う場合、絶対に守ってほしい事がいくつかあります。

第一に、買った物はすぐに食べる事です。特にお弁当など、傷みやすい物は早く食べるようにしましょう。もしすぐに食べられない場合は、室内なら冷蔵庫に入れる、車内であればクーラーボックス等で保存するようにして下さい。

ちなみに食中毒の原因となる細菌は、温度25度以上・湿度70%以上で最も繁殖が活発になります。

第二に注意してほしいのが、購入したものを食べかけにして放置しないということです。後で食べようと思い置いておいたパンを食べる。よくある場面だと思います。しかし、室温で放置した食べかけのパンは、細菌やウイルスが増殖している恐れがあります。

少しだけだから大丈夫と考えず、思い切って処分する事も予防には大切です。

 

最後に

外での作業は体力を消耗します。普段なら平気な食べ物でも、仕事の疲れがたまった体にはダメージになることもあります。

このくらいなら平気と思わず、しっかりと対策をしましょう。

まずは、食前の手洗いを意識することからはじめてみませんか?